
企業や公共団体の役員として働く人々は超多忙、さまざまなところに出て行かなければなりません。
その度に公共交通やタクシーを使うわけには行きませんから役員運転手というお仕事があるのです。
専属で雇われる場合もありますが、求人広告や転職サイト・ハローワークなどで探した場合は派遣会社経由でのお仕事が主になります。
どこに配置されるのか・どんな方の運転手として働くこととなるかは派遣会社が決めることとなります。
土日返上で働いている役員の方たちですから、仕事時間は朝何時から夜何時まで・土日は休日など決まっているわけではなく24時間365日いつでも呼び出されます。
とはいえ、派遣会社の方で一日の就業時間や休日が決まっているので、それに合わせて働けばよく忙しすぎる職場というわけではありません。
やっていることはタクシー運転手と同じ、ただ乗る車がとにかく高級でお客様の横柄さが更にプラスされ、といったところに難しさはあるのでしょうか。
会議にしてもイベントにしても分刻みで動いており遅刻することなどは許されませんから、そのエリアの地理をしっかり頭に入れておいてどこにでもサッと行けることが能力としては必要となります。
もしかしたら話しかけられることもあるかもしれませんから、政治を中心に一般常識や時事ネタくらいは掴んでおいた方が良いでしょう。
もしすばらしい働きをしていれば、派遣社員から直接雇用に抜擢されるかもしれませんから、やりがいもあります。